2021年11月1日好奇心 | みんなのお家

預かり保育

2021.11.04更新預かり保育
2021年11月1日好奇心

 解散・総選挙で、何が変わりますかね?日本はすでに先進国とは言えない状況になっています。特に教育分野は100年位遅れているのではないでしょうか?未来に借金を回すのではなく、未来に投資をして貰いたいです。子どもたちの「大きくなりたい」と目指すところははみんな違うから、違って当たり前だから、それが叶えられるような豊かな人材・環境を整えて欲しいと思います。選挙結果!また遠のいたかな?

好奇心…たっぷりに使える時間と、環境が育てる

 ノーベル賞を受ける方たちの話の中に必ずと言っていいほど出てくる「好奇心」

 研究者のキーワードの様です。研究を始めるきっかけも、進める原動力も、この好奇心だそうです。でも好奇心って少し見方を変えると、「いたずら」で片づけられてしまう事も多いかも。特に小さい子どもたちを見ていると、好奇心旺盛な子どもたちは、大人を困らせて、ともすると「いたずらっ子」と言われる事も多い様です。特に他の子どもたちと同じことが出来なかったり、見ている所が違ったり、大人の言う通りにならなかったりすると、最近ではほとんど発達障害と言われてしまいます。まだほんの数年しか生きていないのに、どこを基準に診断が下されるのか分かりません。

 歩き始めた子どもたちと歩いて居たら、大人が考えている目的地にいつたどり着けるやら。穴があれば覗く、ほじくる。落ちてるものに目が行けば拾い集める。大人と見ている所が違うのですから当たり前です。そもそも散歩と称して、目的地を設定しているから、急かしたり、歩きたいのに歩かせて貰えなかったりで、中途半端に終わるのです。

 目的地があるならいっそのこと、自転車や、ベビーカーに乗せて公園などに連れて行っちゃった方が楽です。更に2歳過ぎて、「こうしたい」と言う主張を始めたら、大人の思惑通りには行きません。無理強いすれば石の様に動かない、泣き叫ぶ。こんなことに付き合っていたら、一日が何時間あっても足りません。頭を抱えている人が沢山いそうですね。

風になった~

 そんな時代真っ只中 みんなのお家の子どもたちとは、今、週1回~2回航空公園まで行って、そこでそれぞれ好きな事をして過ごしています。ここなら車の危険もないし、体力や、興味関心が違う子どもたちに多くの規制をしないで、好きなように遊ばせる事が出来るからです。子どもたちは好奇心いっぱいに、様々な事にチャレンジする姿が見られます。夢中で走り回り、斜面を転がる子、高い所によじ登り飛び降りる子、どんぐりに目を輝かせ、両手をいっぱいにして見せにくる子、初めての銀杏の匂いに、思わず鼻をつまむ子、体力、体の使い方、好き、嫌い、たった6人なのにみんな違います。でも 大きな木々・草花・虫・水・散歩中の人たちみんなが、自然の中で子どもたちの心を揺さぶります。思わぬ強風に、「寒いよ~」と泣き叫ぶ子にも、落ち着くまで付き合えます。遅れてみんなに追いついた途端、川に入ろうとするくらい元気になり、又遊び始めます。狭い地域の中ではこんなに泣かせていたら大変です。

みんなのお家には園バスは無いので、行き帰りは路線バスです。子どもたちのマナーの良さは満点です。

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