アートルーム
2020.10.05更新幼児教室アートであそぼう
2020年10月5日”ゆきえさんとアートであそぼう”
ゆきえさんが白い紙をロールで持ってきました。朝、何も言わず、お部屋に置いておき、子ども達がどのように遊びだすか、子ども達のあそびそのものが今日のあそびでした。
事前にゆきえさんからお話を伺っていましたが、「『これはやっちゃあだめ』とかできるだけ口出ししないでがまんして見ててね。」ということでした。「子ども自身の判断であそびを見つけ、自由な発想であそんでほしい。出来ないことは『これやって』と自分から言ってくるといいんだけど」とゆきえさん。
本当に何も言わず、タイミングをみて何気にアイテムを出していきます。最初は長ーい紙、次はひも、すずらんテープ。それを見つけた子ども達は何を始めるか。取材しました。(取材:草間
ここからあそびが三つに分かれます。
《ひもに飾り?をつけ始める子ども達》
ひもにテープや紙をくっつけてぶらさげたよ 毛糸があるよ セロテープとって~ 紙をくっつけよう。毛糸はまきつけよう
《ひもやテープであそぶ子ども達》
ひっぱってみよう テープをころがしてみよう いすが釣れた 柱に巻き付け綱引き からまった 切ってあげる
《単独であそぶ子ども達》
ひもに筒を通しケーブルカーだ ケーブルカーが通れないよ~ セロテープ屋さん セロテープくださいな はい、どうぞ ここにいっぱい切ってあるからね
そろそろ飽きて来たかな?
この後園庭であそび始めました。出した椅子はかたずけていきました。 何やってるのかなと外で遊んでいる子たちが覗きに来ます。 黙々と作業を続ける子もいます。
ケガやケンカもなくあっという間に2時間。ケンカがなかったのは、お互いの事をよくわかっているからと幸枝先生。
「わたしここでお昼ご飯食べたい」と自分の飾り付けしたところを指さす子。このあと楽しくお昼を食べたかな?
だれかの評価を気にせずその時思いついたことを思い通りにやらせてくれる、そんな今回の「ゆきえさんとアートであそぼう」は、子ども達の生き生きとした表情と、時々見せる真剣な表情がとても印象的でした。