2021年6月梅雨のガラス絵 | みんなのお家

アートルーム

2021.06.29更新みんなのお家アート
2021年6月梅雨のガラス絵

 6月のアートは「梅雨のガラス絵」と題して、塩ビ版の上に、アクリル絵の具をつけたスポンジタンポで、ポンポンと夢中になって遊びました。素敵な作品に仕上がりましたね。
 2歳くらいの子どもたちに、今回の 下の絵の横のようなコメントは伝えませんが、「雨が降ってお花が喜んでいるね」と言うと、散歩で見たアジサイを思い出します。雨降りくまの子の歌を口ずさむと嬉しそうにします。
「上手ね」の言葉はアートの鑑賞では適切ではありません。出来るなら、自分の言葉で感想を述べましょう 。
作品から伝わった、自分がいいな~と感じた表現を褒めると嬉しいものです。大人でも自分の表現を受け取ってもらえた時の喜びは最高ですから 。


 アートの話題とは関係ないような事なのですが、子どもたち、大人の中にも「私バカなの」とか「私なんか」「どうせダメだから」とか「のろまだからね」と自分を卑下する自虐的な言葉を口にする場面に出会います。口にする人はきっとそんな筈はないと思っているように感じます。「そんな事ないよ」「大丈夫だよ」と否定して貰いたいのでしょうが、根拠もない慰めの言葉で、自信は生まれません。アートで褒められるように、一人一人の子どもの素敵な所を、対する大人は自分の言葉で、具体的に伝えてあげるってとっても大事ではないかと思うのです。大概の人は「上手ね」と言われなければ「下手なんだ」と思ってしまうのです。(part2へつづく)


2歳児作品

雨上がりの町の中、紫陽花の花かな?雨に洗われて光って見えます。丸いスタンプが、雨音の様ポンポンと鳴る


2歳児作品

♬お山に雨が降りました。
あとから、あとから降って来てちょろちょろ小川が出来ました♪


ひろ子先生

子ども達を見ていたら、いつしか同じようにスポンジをポンポン、夢中になっていました。スクラッチの線が踊っているみたい。こんな雨の日だったら楽しいね。

このページのトップへ