2021年12月15日絵本 | みんなのお家

子育てブログ

2021.12.20更新子育てブログ
2021年12月15日絵本

 絵本の読み聞かせをして貰っている時、子どもの脳の前頭葉が強く活動していると言われています。読み聞かせの時の関わりが多ければ多いほど脳は活性化するそうですよ。

 みんなのお家には、所沢松井公民館を拠点にして活動していた「おひさま文庫」が、コロナ禍で終了したところで、絵本を全部頂き、この文庫を引き継いでいます。ここでの文庫の活動は今のところ具体的には出来ていないのですが、絵本の貸し出しをしたり、お人形やパネルシアターを使ってお話をしてくれる「昌美さん」が月1回訪ねてくれています。なかなかみなさんにお知らせ出来ないのが残念です。新しい年には少し「読み聞かせの会」など力を入れていきたいと思います。是非絵本のコーナーを覗きに来てください。

 みんなのお家の子どもたちは絵本が大好きです。まだこの年齢だと、膝の上に抱っこして、絵本を開いて読み聞かせたい年頃です。まだ視力が安定していない子どももいますから、距離があるとぼやけて見えて居たり、絵本の絵に触りたくなっても、届きませんから。繰り返しの音の響きやリズムに、体を揺すったり、笑い転げたり、親に絵本を読んでもらった記憶は、一生ものです。ぜひ家でも絵本を開いてみてください。

 子どもたちは一度読んでお気に入りになると、毎日でも読んでとせがみます。みんなのお家の子どもたちはお昼寝の時、なぜかみんなして絵本を枕元に持って行きます。

 入園後もなかなか膝にしっくり馴染んでくれないお子さんが居ました。最初の頃は指でボタンを押すと歌が流れる本しか興味を持ってくれませんでしたし、みんなに読み聞かせようとすると、椅子に座って居られず、絵本を触りたくて先生の傍に出てくるので、「見えないよ~」とみんなに怒られてしまう日々。ところが最近「これ読んで」と絵本を持て来ると、必ず自分から膝に乗ってくるようになりました。

 前に先生が読んでくれたもので、好きになった本なのでしょう「“おつきさまこんばんは”読んで」と題名まで覚えていて、持ってきます。「もう一回」と何回もせがみます。食いしん坊なので、食べ物の絵本も大好きです。こんな時間が訪れると不思議な事に、少しずつ遊べる時間が増えています。絵本の力に助けられ、安心して過ごせるようになってきたのだと思います。

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