2022年5月6日ゴールデンウィークはとても大切な日が並んでいます | みんなのお家

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2022.05.06更新子育てブログ
2022年5月6日ゴールデンウィークはとても大切な日が並んでいます

 毎年この季節の便りに書いている気がします。五月のゴールデンウイークは、とても大切な日が並んでいます。ともすると、夏休みのような感覚で、どこに遊びに行こうか、と言う発想になるし、流れる情報も、どこが渋滞しているとか、観光地の賑わいの報道が主になります。改めて、どんな日だったかと意識したい祝日です。
 「なんでお休みなの?」「なんでしょうぶ湯にはいるの?」子どもたちから「なんで?」の質問がくると良いですね。保育士時代、私はうまく伝えられないと思う時、よく絵本の力を借りました。子どもたちに何を伝えたいのかが明確にあると、ピッタリの絵本が必ず見つかるから、凄いと思っていました。

3日は「憲法記念日」です。日本国憲法施行された日を記念日に定めてから、75年を迎えたと新聞に載って居ました。今年は、「ロシア・ウクライナ侵攻」をチャンスとばかり、改憲派が不穏な動きを始めたようです。戦争はたった一人の思惑だけで始まってしまうものだと言う事を、私たちは今、間のあたりに目にしながら、不安が募ります。私の世代からして日本の教育は、近現代史を疎かにしていますから、正しい知識を持っていないでしょう。私は子どもたちに過去に起きた戦争を、正しく伝える事は出来ません。でも今の日常は当たり前では無い事を噛みしめ、知る努力、言葉にする努力はしていきたいと思います。

5日のこどもの日は、古くは「端午の節句」と言い、男の子の無病息災を願い、人形や、のぼりを飾り、邪気を掃うと言われるしょうぶ湯に入ったり、縁起物の柏餅や、ちまきを食べたりします。昭和23年に、こどもの日となり、「こどもの幸せを願い、子どもを産んだ母に感謝を伝える日」として定められたそうです。

 子どもたちが何も知らずに、命を奪われる事件や事故が相次ぎ、いじめも、虐待も、子どもの自殺も増え続けています。子どもの「いのち」を守る為に、私たちは何が出来るでしょうか?今 みんなのお家でやって居る事も、少しは役に立っているでしょうか? いつも出来ない雑用に追われて過ごすのが、最近の私の連休ですが、今年はパソコンの前で過ごすことが多くて、目がSOSになりました。ダメですね!!

 4月に新しい環境に飛び込んだ人たちは、子どもも大人も緊張の連続で、まさにこの5月連休当たりは、マックスに達している時なのではないでしょうか?五月病と言う名前が生まれたほどです。
 大人なら、この休みが入る事で、どれだけ頑張ってきたか気付けたら、是非自分にやさしくなって下さい。子どもたちは、小さければ小さいほど、緊張のほぐし方、回避の仕方が分かりませんから、本人も意識をしていないけれど、とっても疲れている筈です。好き勝手にして居る様で、子どもも気遣いしているんですよ。そんな日々は、体より、特に心が疲れています。でも自覚は出来ず、機嫌が悪くなる、我儘、泣く事、食欲不振、なかなか起きられない、いろいろなやり方で大人を困らせます。どんな形でも外に出してくれたら、関わりが生まれるので、対処できますが、もしうまく切り替えが出来ず、出せないでいる様子が分かったら、時間に追われない、ゆっくりな日を作り、子どものやりたい~にとことん付き合い、寄り添う事をお勧めします。声を出して笑ってください。子どもの好きな事に合わせて過ごしてみましょう。体を動かす事が好きな子は、是非親も力いっぱい、子どもに負けないくらい体を動かし、汗をかいてください。体を動かすと、緊張がほぐれます。触れ合って遊び、受け入れて貰えた体験は、しっかり愛されている証である、「安心・安全」の手応えを得るために重要な事です。私たち人間は「安心・安全」が土台にあって、前に進め成長します。親子で過ごす休日が、エネルギー充電となり、スムーズに日常生活に戻れるでしょう。更にパワーアップすること間違い無しです!

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