子育てブログ
2022.07.07更新子育てブログ
2022年6月30日なかまほいく
今の施設を始める前、もう10年くらい前になるでしょうか。新座子育てネットワークの独自事業として誕生し、全国各地へ普及活動が始まりました。退職後に、何をしたら良いか分からない時期でしたから、 この取り組みを知って、そのきっかけ作りのお手伝いが出来るのかもしれないと、友人たちと始めました。所沢の公民館をお借りして、10数組の親子が集まったでしょうか。
なかま保育とは、親同士の子どもの助け合いを取り入れた乳幼児親子の為の次世代型のサークル活動です。「子どもを預けて、ちょっと○○したい」「一時預かりも手続きが面倒だし、お金もかかる。」
「うちの子チョット見ていて。と気軽に頼れる人が地域に居ない。」「自分はママ友に“子ども預かるよ”と言ってあげたいけれど言い出せない」「子育て仲間と出会いたい」こんな思いに応える取り組みでした。 子育ては孤独です。きっかけを逃すと孤立してしまいます。この状況が一番子どもの発育を捻じ曲げていきますし、親自身を苦しめます。我が子だけを見ているのではないし、親同士の預け合いは、自信が無くて不安だったり、我が子も迷惑をかけるのではないかと、尻込みしたり、預けようと思っても泣かれてしまい、挫折しそうになったり、様々な葛藤もありました。でもお互いに大人の時間も創り出せたり、上手に気分転換や発散も出来、親のゆとりが生まれる事で、優しくなれたりもします、子どもたちは直ぐに大人たちの心の内を見抜きますから、良い仲間関係が生まれれば、安心して過ごせるようになります。自分の子どもしか見ていないと気づかない様々な発見を、仲間の子どもたちから受け取り、見通しが生まれて、安心出来ます。
この夏、みんなのお家を利用して、仲間保育してみませんか?プールあそびだって、仲間と一緒の方が、子どもも大人も楽しい筈です。