子育てブログ
2023.09.04更新子育てブログ
2023年9月4日子どもたちの水遊び
ご無沙汰してしまいました。今年のみんなのお家の夏は、プールあそびを満喫して無事終了しました。猛暑で水不足は心配でしたが、それより何より、この暑さを小さい身体で乗り越えるには、水遊びとかき氷では無いかと思い過ごしました。暑さで蚊も姿を消していましたが、1度2度気温が下がった途端、姿を現しました。どこかに隠れていたのでしょうか、自然界に生きる生物たちの力には驚きます。
そして、この夏は、小学生の企画も入れました。小学生の居場所にも使えるようになったらと願いながら、いろいろと模索していきたいと思います。結構小さい子と一緒のプールも楽しそうでした。
子どもたちの水遊び
保育園に勤める友人が、「今年は熱中症アラートが出続けたので、殆どプールには入れなかった」とぼやいていました。孫の顔が色白でビックリしました。やっぱり、殆ど部屋の中の保育だったそうです。公の機関から指示が出れば、それを守らなければならないのは分かります。でももう少しどうにかならないのかと思うのは、間違っているでしょうか?危険でしょうか?
確かに異常な暑さの中、運動をしていて命を落とした子どもがいます。炎天下の中運動をする事の危険は分かります。でも水遊びや、プールあそびは、テントを張ったり葦簀なども利用して、暑さ対策をしたら、却って熱中症予防になるのでは無いかとおもいます。又、小さい子は沢山の水分を一度に飲んではくれませんし、声をかけなければ飲むことも忘れてしまいます。塩もみしたきゅうりを口に入れると、お茶を飲んでくれます。結構楽しみにしています。塩分補給も出来ます。大きい氷を口に入れるのは無理ですが、かき氷にしてあげれば、喜んで食べて水分補給が出来ました。
こんな対策をしながら、今年も思う存分プールで遊んだ子どもたちの成長は、素晴らしいものでした。まず水遊びが好きになること。「気持ちが良い」「水がかかっても平気」「おもしろい」「自分で工夫して遊ぶ」水の力を借りて、大きな体の動きを引き出すことが出来ます。結果両足ジャンプが出来るようになったり、水の中なら飛び降りも出来てしまいました。その前のお楽しみで、斜面を作った机滑り台で、水中に飛び込むことを何度もやって居ました。ワニさん泳ぎを始めた子は、体が浮く気持ち良さを体感しているようです。その為に、トンネルくぐりをいろいろ工夫して、終わりの頃には水中に沈めた、長いトンネルまでくぐれる様になりました。
時間を作ってお母さんも一緒にプールあそびを楽しんだ子どもたちは、不思議です。安心感の中で楽しさが倍増してくるようで、ダイナミックに遊べるようになることも素敵な事だったと思います。
おまけに、毎日のプールで、脱いだり着たりしている内に、排泄の習慣や、着脱の自立まで目覚ましい成長を見せた子どもたちでした。最後のプール納めの日には、成長の姿を見せ、可愛いメダルを首にかけて貰い、チョッピリ自慢げに胸を張る子どもたちでした。
今小学校でも、中学校でも、水泳の指導はきちんとしてくれない様で、スイミングにでも行かないと、いつまでも泳げるようにはならず、浮き輪を手放せないですね。水の怖さを無くして、楽しく遊べるようになったら、きちんと伏し浮き、バタ足、息継ぎなどを教えてあげる事は、水泳選手にならなくてもどの子にも必要な事だと私は思います。そして水の怖さを克服し、楽しく泳げるようになったら、併せて水の怖さも経験を交えながら伝えていく事で、命を守ることが出来るのではないでしょうか。今では大人が、川遊びや、海水浴での危険を知らずにいます。自治体の企画でこんな指導もしてくれたら、水の事故も少なくなって、親子で楽しい夏を過ごせる気がします。