2022年2月17日お父さんの子育て参加 | みんなのお家

預かり保育

2022.02.21更新預かり保育
2022年2月17日お父さんの子育て参加

雪が降ったり、まだまだ手が凍える程寒い日があるのに、畑にフキノトウを見つけました。「春1番」が吹いたとお天気おじさんが話していたけれど、「噓だー!」と思っていましたが、春はもうすぐそこに来ているのかもしれませんね。目の前の子どもたちは、1年がたち、確実に大きくなっている姿に、今は嬉しいより、お別れの日が近い事を思って、寂しさが募る毎日です。いっぱい遊ぶぞ‼ と前日の雪は消えて、暖かくなった15日の火曜日、航空公園で走ったら、子どもたちの方がどこまでも。速く走れるようになっていました。この子たち本当に3歳児?と改めて驚いた1日でした。この子たちが、オリンピックのアスリートになるような日が来るかもしれないと重ねるようにテレビを観ています。夢を見させてもらって、感謝です。

お父さんの子育て参加

みんなのお家では、預かり保育をしているお子さんの様子を、家庭と連絡ノート「あそびましょ!」で伝え合っています。最近ですが、お父さんがこのノートにメッセージを書いてくれることがあります。

「あれ?帰宅したら、パパもこのノート見てくれているのかな?」「ラインの写真や、メッセージも見ているのかな?」そんなことを 思って嬉しくなります。ある日のノートには、お父さんが大好きで、お父さんだと甘えてしまい、出来る事もみんなやってもらいたがる息子の相手をしながら、他の所では ちゃんと自分でやっていると分かっているお父さんは、こんな関わりも大事だと、甘えを受け止めて接している様子。溢れる思いが綴られていて、そんな子どもの見方が素敵だなーと感じました。外で頑張る力は、緩めてくれる関わりが必要なんですよね。ノートに花丸つけたくなってしまいました。

子育ての主役はお母さんと言う家庭が多いと思いますが、最近では「イクメン」とか言われて、お父さんもしっかり子育てに参加している家庭も多くなりました。現にこのみんなのお家の送り迎えに、お父さんが顔を見せてくれます。家事も、子育ても五分五分でやっていけたら、女性は本当に助かりますが、現実はそんなにうまくはいきません。10カ月お腹に入れて、出産と言う一大事を超えた女性には、オキシトシンと言うホルモンが大量に分泌されるし、その後の授乳でもその度にこのホルモンのシャワーを浴びています。脳に作用して愛情を感じるホルモンとも言われます。俄然母親の方が育児に適する様になっているのですね。最初は父親の出番は少なく、ましてや子どもの世話をしなければ、人見知りされる事もあり、ショックを受けているパパもいます。おむつ替えも、ミルクを飲ませる事も、お風呂に入れる事も、最初はうまく出来ません。ギャーギャー泣かれたら、もう手を出したくなくなってしまいます。諦めて居るママも多い様です。でも、わたしは自分の経験から、若いお父さんたちにお願いです。子育てに直接関わる事は出来なくても、子どもの事を話すお母さんの話を聞いてほしいな。辛い事も、嬉しい事も、特に子どもの成長変化を伝えて貰ったら、一緒に喜んで欲しい。そして時には『良く頑張っているね』『ありがとう』とか、ねぎらいの言葉をかけて欲しい。その一言で、お母さんは支えられ頑張れます。

朝ドラで、こんな事を言って居ました。我が子に辛く当たってしまい自信を無くす妻に「そんなに頑張らなくてもいいよ。娘は10歳。と言う事は、君も僕も10歳の親なんだから」親も子育てをしながら、親になっていきます。運転免許の様な教習所は子育てにはありません。初心者マークを付けて、初めて出会う事にあたふたしながら、日々を重ねます。たまたま出会った「みんなのお家」ですが、成長する我が子の事を、是非こんな連絡ノートを活用して、楽しんで下さい。あと少しですが、パパも参加してくださいね。

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