2022年5月30日子育て講座 | みんなのお家

子育てブログ

2022.06.02更新子育てブログ
2022年5月30日子育て講座

5月16日子育て講座の続きです。 

 講座の最後の方で、緊張もほぐれたのでしょう。私の近くにやって来て「質問していいですか?」「おとなの SOS はどうしたらいいでしょ う?」 相談すればいいのだと分かっているけれど、自分でも自身の状況が良く分からず。具体的に 何を聞けばよいのか分からないと言うのです。妊娠中からコロナでした 。

 我が子は可愛い。一生懸命子育てもしている。でも何だかモヤモヤ、鬱々しているようです。そうすると子どもの様子でも 、いろいろな事が気になるのです。 ただでさえ初めての事で不安がいっぱいある所に加えて、コロナのリスク情報が報じられる訳ですから、知らず知らずにストレスになっていたでしょう。元気に無事産まれてからも、人との接触はままならず、分からないことだらけの子育てが待った無しに始まります。

 赤ちゃんの出すサインは 、無視して後回しになんかできません。休まる暇もない時代です。近くに祖父母が居たりすれば、ちょっとお願いが出来た人も居たでしょう。更にお願いされなくても、手出し口出しのお節介なおばちゃんが居た時代も、やはりコロナで 影をひそめてしまいました。この存在は結構重要で、お母さんの胸を少しの時間軽くしてあげる役割を担っていました。「可愛いね。ちょっと抱っこさせて」こんな言葉をかけながら、『良く育っているね』と言ってくれたりすると、自分が褒められたように嬉しいものです。

 心配事はネットを調べます。でもあり過ぎる情報も、混乱させ悩みを生む基になるものです。参考程度に
見るのが一番です。 子どもはひとりひとり違いますから、ベストアンサーに辿り着くのは至難の業です。

「我が子が一番の育児書です。子どもが何をして欲しいのか、教えてくれますよ」と私は話します。「生まれて直ぐは、泣くのが仕事。だから泣いて居る事に、しっかり向き合う事が大事な事 」「 お腹すいたの?おむつかな?寂しかった?暑いの・寒いの・痛いの?」物言わぬ赤ちゃんに話しかけ、ビンゴを探します。悩ましい 離乳食も、月数で当てはめたら、本当にかわいそうです。よだれが出て、おっぱいだけではむずかるような赤ちゃんは、スタートさせて良いですね。

 うまくいかないと感じて居る時は 、大人の思いで 、子どもに対応しているからです。思うようにいかないと「母親失格」の烙印を自分で押します“良いお母さん”の定義はありません。子どもが望んでいるのは、楽しそうに笑ってくれるお母さん。何故ならそれこそが「生まれてきて良かったんだ。私が生まれたから、お母さんは幸せなんだ」と思えるメッセージだからです。 私たちも伝えたいですよね、 「あなたたちが居てくれるから、幸せなんだよ」と。

 元気がなくなりそうなら、無理はせず、「助けて」と動きましょう。「助けて」に理由入りません。スピードが大事ですから、やれ手続きだの、お金だの、様々な条件の必要な所には飛び込まない事です。たわいのない話をするだけで、問題解決する事が多いし、母が行ける場を持つことは、どんな時代にも必要な事ですよ。

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