2022年6月6日森のようちえん | みんなのお家

子育てブログ

2022.06.10更新子育てブログ
2022年6月6日森のようちえん

 20年ほど前に、「森のようちえん」と言う保育活動を始めた方に出会い、職員を研修に出向かせ、森での遊び方、川遊びのノウハウなどを仕入れて、お泊り保育などに生かしていました。全国各地でこの活動をしている人たちが居る事、「木育」など言われる活動も注目されました。今でも「森のようちえんネットワーク」があり全国で活動を展開しているようです。
 折しも、「みんなのお家」の先行きを思い、頭を抱えている時に、自然育児「森のわらべ多治見園」の、
浅井智子さんと園児の親たちがまとめた本に出会いました。「お母ちゃん革命」と言う本です。(本文抜粋)

親子のお散歩会をスタートさせて10年、園舎を持たず、多治見市内の豊かな公園や、野外施設.森・川・里山が子どもたちと過ごすフィールドです。「自分で考え、自分で決める力」自主性を重んじる自由保育。設定保育はわずか、運動会も無ければ、作品展、生活発表会も無いが、きっと毎日がそれに当てはまるような時間なのです。自然が、様々な力を引き出す出会いとなり、俊敏で逞しい身体が育つ事、自然の中でこそ育まれる感受性と、想像力(イメージ)と創造力(クリエイト)の豊かさ、縦割り異年齢の生活が、仲間を作り育まれ、深い人間関係を構築する「子どもにとって本当に大事な事をシンプルに行う事が大切」を実践しています。余分な口出し、手出しはしない、「信じて待つ」 分かっていてもなかなか出来ない事ですが、森での子育てを楽しみ、自分の子どもを預けっぱなしではなく共に育つ場所を作っていく楽しさを共有して育った親たちが、又後から続く親たちを支える人になり、今も素敵な保育が展開されています。

浅井 智子&森のわらべ多治見園 (著)「お母ちゃん革命」より(amazonサイト)

 施設を持たない事を選択した為、保育料無償化の恩恵を受けられずにいます。理不尽な行政の対応に、森のようちえんも声を上げ始めました。応援は出来るかな?と色々調べています。
 みんなのお家も無償化は手にしても、高い家賃に押しつぶされそうです。とことん保育に拘れば、それは保育士の賃金や労働時間にしわ寄せが行きます。誰かの犠牲の上にすすめる事業は、長く続きません。みんなのお家になる為の道は厳しいのですが、手応えは持っています。どんな所でも、子育てを楽しみたい親たちと、支え合いながらなら、子どもの命を守り育む事は出来るかな。

 希望は捨てずに!ですね。

みんなのお家の子ども達がよく行くところ

近くのひまわり保育園の園庭
近くの航空公園
近くの公園

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