預かり保育
2021.10.07更新預かり保育
2021年9月29日路線バスに乗って航空公園へ
長いコロナ禍の生活で、子どもたちにもいろいろな変化が見られます。 今このみんなのお家に通う子どもたちは、1歳になり歩けるようになって、さあこれから外の世界に飛び出すぞ‼と言う矢先、コロナウイルス感染症のパンデミックで、自粛生活が始まりました。
今回も「路線バスに生まれて初めて乗ります。」と言うお子さんが居ました。緊張した顔で、シートをつかんでキョロキョロ。どんな事思って乗って居るのかな? 何時来るかもしれないバスを待つのは大変です。一人の子は乗る前まで暴れまくって居ましたが、バスが来たらちゃんと治まり、乗っている間も静かに座っています。こんな事も経験をしなければ、分かりません。
航空公園で転げまわって遊ぶ
広い緑の原っぱが広がります。何も言わなくても走り出します。どこまでも、どこまでも。追いかける方が大変です。寝転がっても、ころころと転げ落ちても、ピョンピョン跳んでも、気持ちが良いから、自然に笑っちゃう。毎日毎日ここで遊んで大きくなるのも素敵です。「森の幼稚園」ですね。
人工で造られた川は水が止められていましたが、ゴロゴロ置かれている石も、積まれている石も、両手、両足をしっかり使い、登ったり降りたり、出来る事と、出来ない事と、チャレンジしたい事とちゃんと見極め遊びます。途中で橋の下をくぐってみました。恐る恐るです。出口かと思って立ち上がったら、天井に頭を”ゴッツン”目を丸くして頭をなでなで、二回目はもうそんな失敗はしませんでした。こんな時は泣かないのですね。
いつもだと、「お茶タイム」と大人が声掛けしないと忘れてしまうのに、いっぱい走ると「お茶ちょうだい」と子どもの方から言ってきます。
お昼ご飯を忘れる程遊びました。こんなに動ける子どもたちが、狭い室内や、テレビの前に居るしかない状況は、やっぱりおかしいです。 コロナは怖いですが、子どもの発達まで歪めては、取り返しがつかないことになります。まだマスクは出来ない年齢ですが、しっかりご飯を食べて、寝る事。そして太陽の下でしっかり体を動かして遊ぶ事で病気に負けない体づくりをしていきたいと思います。
・・・・・・・・・おまけの話・・・・・・・・・
給食を外で食べるお弁当にしたら喜ぶかと思ったけれど、外で食事もあまり経験が無い子にとってはとても大変です。いつもの給食の方が、良かったみたいでガッカリ。ミカンの皮がむけない上に、一房ずつ食べることを知らず、丸ごとかぶりつく様子に大笑いでした。