子育てブログ
2022.01.23更新子育てブログ
2022年1月18日非認知能力
私は昼食後に、子どもたちが隣の部屋に行き遊ぶ時間が大好きです。その時間は、まだ食事をしている子どももいるし、後片付けもあるので、大人は居ない事が多く、基本子どもたちだけで、勝手に好きな事をして遊んでいる時間です。時々大げんかが始まり、跳んでいく事もありますし、早く食事を済ませた先生は居ても、基本子どもたちの自主的な遊びを邪魔しない様にしています。午前中の保育を見ていると、先生たちが一生懸命に遊んであげる様子が多く、遊びに集中してきたら、そっと抜けるのが難しい様で、いつまでも先生主導の遊びが展開されてしまいます。
でもこの昼の時間は、お腹も満腹で、幸せな時間。好きなものを手に持って、別室に移動する様子がなんとも言えず、楽しそうなのです。襖を閉めなくても良いのにと思うのですが、必ず閉めている所も、笑ってしまう程、一人前の表情です。みんなのお家で大きくなって、この非認知能力をしっかり身に着けている子どもたちを感じます。
食べる事が大好きだから、給食は楽しい時間です。たくさん歩いてつけた体力と、みんなそれぞれ好きな事がある事で、遊びも豊かになりました。お友達とごっこ遊びが出来るようになったのです。ヤダヤダを受け入れて貰い、我儘も沢山言って、過ごしたら、最近では、「でもね」が聞けるようになったり、「ごめんね」「ありがとう」が、ちゃんと使えます。描いたり作ったりの創造力は、素晴らしいと自慢したくなります。
保育指針が改定されて、改めてこの非認知能力の重要性があげられています。
非認知能力とは「生きていく為に必要な能力」の事で、特に3歳までに土台が出来ると言われます。あそぶ事・好きな事をする事・人と関わる事で、子どもたちの将来に繋がるような豊かな力をこれからも育んでいきたいです。