子育てブログ
2024.10.02更新子育てブログ
2024年10月1日雑木林に夢が広がる
みんなのお家が、来年の3月で終わりになる事はお知らせしました。でも今やって居る事が、もう必要がなくなったと言う訳ではありません。行政の補助も無く、利用者負担だけで運営していくのは無理があるのは分かって居ますが、どうにかして居場所を見つけ、続けられる道を模索しています。
このお家が始まった4年前、丁度コロナ感染が広がり、松井公民館でやって居た「おひさま文庫」がやっていけなくなりました。沢山の絵本の行き場に困って居て、私に声を掛けてくれました。文庫にあった本と、本箱まで頂き、みんなのお家に運びました。そのお陰で環境は今一ですが、みんなのお家は子どもの絵本図書館の様になっています。「お家を引っ越す時に、この絵本はどうしよう」ずっと考えて居ます。そんな時、狭山市水野の方に素敵な雑木林があると言う話を聞き、みんなで見に行きました。この森を自然のまま残し守っている人たちが居ることを知りました。暑い盛りの時でやぶ蚊にさされながら、でも久しぶりに森の中を歩いて、体も頭もすっきりした感覚になりました。
残念ながら所沢は、昔と比べると雑木林がグンと減りました。子どもたちとカブトムシを探して歩いたり、基地づくりでワクワクした森も、今は無くなって居ます。散歩に連れ出したくても、車の通る道をハラハラしながら歩かせ、道草などさせられません。だから小さい子たちは、お散歩車にギュウギュウ詰めで載せられて行くのが「散歩」と言われているのが現状でしょう。子どもたちの育つ環境は、箱モノだけ作ればよいと言うものではありません。市の作成している子育てガイドブックの中に出ている「お出かけガイド」は、滑り台や、ブランコなどの遊具が置かれている手を入れた公園ばかりが紹介されています。遊具なんてなくても、自然の中で子どもたちは、やってみたいを存分に発揮します。お家が無くても、森のようちえんでも良いかな?そんな思いになって居る私が、みんなのお家の絵本を森に持って来て、「森の子ども図書館」が出来たら良いな~なんて事も思うようになりました。木の切り株に腰を掛けて、お母さんに絵本を読んでもらう姿まで想像しながら。。