2024年10月11日雨の運動会…一緒が楽しい | みんなのお家

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2024.10.12更新子育てブログ
2024年10月11日雨の運動会…一緒が楽しい

どんな行事でも、「絶対雨を降らせない」と豪語する程の晴れ女の私も、秋雨前線の頑固な居座りには勝てず、雨の運動会になりました。当初の雨予報は、時間を追うごとに長引き、おまけに肌寒い一日となりました。地域のお友達、公園を散歩する親子も巻き込んで、みんなで楽しむ運動会を計画していたのに、本当に残念でした。雨予報は前からあったので、一時は次週に延期すると言う案もあったのですが、幸い航空公園には屋根のあるゾーンもあり、以前遠足の時も利用していたので、延期はせずに強行しました。

 10家族、お父さん、お祖母さんの参加もあり、結構にぎやかになりました。小さい子どもたちの運動会ですから、親に見せるのではなく、一緒に遊ぶ種目ばかりです。わらべ歌遊びに、リズムで体を動かし、追っかけ玉入れは、猫さん、犬さんを追いかけて、お団子を沢山いれる競争です。マテマテの追いかけっこが大好きですから、お団子に見立てた球を拾うとそれはそれは必至な形相で、猫と犬を追いかけます。全部入れ終わってみんなで数えてみたら、両方合わせて100個近くありました。


 次は、サーキットです。これは子どもたちの見せ場です。一本橋を渡ったり、トンネルをくぐったり、滑り台を登ったり降りたり、飛び降りジャンプを見せたり、自分の好きな所で、好きなやり方で遊びます。練習なんか必要ない。今出来る事をやって見せるのが、一番自然で良いと私は思います。1本橋は、渡るのも落ちないように足の裏に神経集中です。椅子を真ん中にずらすとシーソーになります。公園にもあまり見かけなくなりましたが、地面を足でける事で上がったり、下がったり、反対側の大人がバランスを取ってあげると、楽しいあそびになります。トンネルはカラースティックで作ったもの。夏のプールでもたくさん活躍しました。体を寝かせて、這い這いで潜ります。赤ちゃんの発達の過程ですごく大事な動きを此処でまた再現します。滑り台は、下から上に上がる事を禁止している所もありますが、滑るだけでなく、登る時の足や手の使い方、力の入れ方、上から降りてくる人とのやりとりなど、大事な事が沢山あります。滑り方、登り方にも工夫があっておもしろい遊びです。


 みんなのお家で遊んでいるものを、公園に運んで遊びました。運動会に欠かせないのが、綱引きと、パン食い競争です。昔「綱を引く」感覚は、相手の引っ張る力が必要だと教えられ、綱引きを見直したことがあります。今回ちびっ子たちも大人に混じって、しっかり綱引きしていました。サツマイモは惨敗。見事に引き抜かれました。パン食い競争では、ずっと「帰る」と泣いていた子も喜んで、参加者が少なかったので、面白がって何回も跳びつく子どもたちでした。本気でパンにかぶりついてくれた大人たち。これが凄く大事ですね。


 子どもの思いに沿う事が出来たら、子どもは楽しく終われるはずです。大人たちの見守る視線の中に、温かく子どもを包み込むような行事の在り方が理想だと思います。今年も無事楽しい運動会が出来ました。こんな運動会ごっこなら何回も出来そうです。

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