2024年11月1日幼稚園願書受付が始まりました | みんなのお家

子育てブログ

2024.11.05更新子育てブログ
2024年11月1日幼稚園願書受付が始まりました

 今月1日から幼稚園の願書受付が始まりました。今は普通に3歳児からの3年保育が当たり前のようになっていますし、無償化の対象年齢が、満2歳なので、保育園で言うと、2歳児クラスの子どもから集団保育を受けられるようになりました。 小学校からの、子どもの教育施設はある程度は決められてしまいますし、義務教育が終わる以降の高校、大学は子どもが自分で選ぶようになります。 幼稚園、保育園は、唯一子どもの為にと、子どもが生活する場所を親が選ぶ時代です。本当に悩みますね。 

 一度決めてしまうと、途中で転園するのは余程の勇気が必要ですから、沢山の施設がある中から、我が子に合った場所を見つけるのは大変です。どんな環境になっても、子どもは親の選んだ所に行くしかありません。 選ぶ基準は、仲良しのお友達が行く、口コミでの評判、施設設備や、環境、保育の特殊性、お得情報、園バス、延長保育、自分の通った幼稚園、より拘る人は、子どもを連れて行き、子どもが選んだと言う人も居ます。 保育園入園はもっと大変です。最近では申請時に10施設以上の候補を書かなければならないと聞きました。また点数で決まるので、点数が低ければ、望んでいないような施設に決まり、通う事になります。どこでも預かってくれるなら良いと思って居る人は本当に少ないと思います。幼稚園にしろ保育園にしろ、就学前に、親元を離れ、子どもの育ちを託す施設です。大丈夫の保障なんて、どこにも無いのですから、大きな決断の時ですね。 

預かる側に居た私からのアドバイスは、人格形成の土台をつくる乳幼児期ですから、親も一緒に入園するつもりで、大人にとっても居心地のいい場所を選びましょう。親の安心は子どもに伝わり、子どもはのびのびと本来の姿で過ごせるようになるからです。年数や、保育時間はあまり問題ではありません。乳幼児期6年間の子どもの成長は目を見張りますから、つい見える力の獲得の方が魅力的です。でもこればかりは子ども自身で見つけていくもので、うまく合わなければ、逆効果に働く事もあります。それ以上に子どもは勿論大人も、生きる為に必要な人との関わりを豊かに経験し、愛着と言う太い絆を獲得する時代だと思います。その手応えは子どもよりも親の方に大きな力となって伝わります。人間関係で強い絆を作れたら、その後にも長く影響を与えてくれます。子どもを託すだけで無く、一緒に子育てをした実感が持てたら、卒園する時に、本当に良かったと思える筈です。子どもと親の権利として本当に信頼して預けることが出来る施設選びが出来る様な社会を望みます。

このページのトップへ