2024年11月25日泥んこと太陽 | みんなのお家

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2024.11.26更新子育てブログ
2024年11月25日泥んこと太陽

 我が家の小さな庭に植えたハナミズキの葉っぱが、真っ赤に色づきました。でもあっという間に散ってしまい、庭が落ち葉で真っ赤に染まりました。国道463の小手指に向かう道の両側の銀杏も色づき始めているのに、緑のまま散って居ます。短い秋で、一気に寒さが厳しくなってきました。でもみんなのお家の子どもたちも先生も、まだ半袖 T シャツ姿です。散歩でも、公園でも走りたくてウズウズしています。遊びが盛り上がると、寒さなんか吹っ飛んでいる様です。2,3歳の子どもたちが、自ら動いて熱量をあげるのは結構大変だと思いますが、本当に良く体を動かします。泥んこ、水遊びもまだ続き、汚れた服を着替えるのに、かごの中に厚手のトレーナーばかりで、ご機嫌を損ねた子が居ました。カレンダーもいよいよ1枚になります。この元気が今年の終わりまで続きますように。

 みんなのお家の前身、40年前「ひまわり保育室」と言う、中新井に生まれた無認可の幼保一体になった施設の園歌が、峯陽さん作詞:作曲の「泥んこと太陽」と言う歌です。私がこの保育室と出会った時も、広い園庭から、土山から、泥んこまみれの子どもたちが走り回って居ました。「私のやりたい保育がここにある」1歳になる我が子を背負いながら、この保育園で働きたいと思ったのが私の第2の保育士人生のスタートになりました。
毎日毎日、大人の私の泥んこパンツを洗う日が来るとは思って居ませんでしたが、この歳まで元気に働けているのは、泥んこまみれになって過ごしたお陰なのではと思います。そんな思いを裏付けるような記事を東京新聞の暮らしのページに見つけました。

自分が泥んこ遊びが大好きなので、自然とこんな記事が目に入って来るのですね。泥んこ遊びに効果や裏付けなど必要なく、とにかく楽しいからそんな場所に子どもたちを解き放したいといつも思って居るだけなんです。
  猛暑が去り、ようやく毎日散歩が出来るようになりましたが、危険と隣り合わせの保育です。ワクワクするような場所を探すのは大変です。車のビュンビュン走る道路を歩かせるのですから、手を繋いで並んで歩かせなければなりません。目的地を目指すと言うより、道草いっぱいしたい時代の子どもたちです。石ころひとつ、木の葉一枚も、しゃがんで拾いたい、穴が有ったら覗きたい、ありんこの後を追いかけたい、そんな思いに応えるような散歩はなかなか出来ません。それでも家の間の細い路地を抜けてみたり、植え込み越しに隠れて脅かしてみたり、広い農道は、車の行き来を見ながら手を離すと、一斉に、両手を広げて走り出します。それにしても、私が所沢に引っ越して来た47年前と比べても、雑木林や畑は半分以上無くなっているのでは無いかと思う程、自然がどんどん失わています。 子どもたちを育てる場所として、今ある自然をどう守っていけば良いのかも考えていかなければと思って居ます。自然は子どもが育つ為の貴重な財産ですから。

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