
子育てブログ
2025.03.11更新子育てブログ
2025年3月10日私のカミングアウト
所沢にも雪が降りました。東北の山火事は2週間も続いて、ようやく鎮火しました 。待たれた雨がようやく降ってくれました。 自然の驚異に人間は太刀打ちできないのだと、又思い知らされました。
三寒四温で春が少しずつ近づいています。3月8日に「東所沢保育園」の卒園式に招かれ、立派に成長した子どもたちの胸張る姿に、元気を貰ってきました。 卒園式の子どもたちの姿は、お父さんお母さんへのご褒美の様な気がします。「大変な事もいっぱいあったけれど、よくやった!」と笑顔満開で 子どもたちが賛辞を送ってくれているようでした 。
私の カミングアウト
わたしは、子どもを産み母親になって、0歳から6歳までの6年間が一番長く感じて居ました。保育士だった ので、子どもを育てる事に大きな不安は無かったのですが、その自信は出産後すぐに打ち砕かれました。
実家に帰って子育てが始まったのですが、夫は 単身赴任中。母は居ても夜までは頼れません。一晩中 一睡もしなかったのでは無いかと思う程、慣れない授乳と、寝かしてもすぐに泣きだす赤ちゃんに手こずります。今で言う産後鬱状態だったのでしょう。私泣いているの?そんな悲惨なスタートを切った長男の子育ては、その後もいろいろありました。それでも10年間で4人の子どもを育てるお母さんになりました。長男には本当に申し訳ない母親だったと思いますが、この子のお陰で母親にさせて貰ったと思って居ます。どんなに保育士としてはベテランになったとしても、子育てがうまく出来るとは限らない事を実感した事で、私の保育観も大きく変わりました。長男の子育ての時は多分子どもの発達も知っているし、あやし方も、遊ばせ方も絵本が大事な事も、離乳食から生活リズムからその大切な事も知って居るから大丈夫の自信だったのかな?でも まさかそれが 一つ噛み合わないだけで、どんどんマイナ スに働いて、知識など役に立たないことを知ります。保育士のプライドは育児に必要のないものでした。
育児書や、ネットの情報に振り回されている親と同じように、我が子を見て対応しているのではなく、参考書に聞いて居る様なものですから、当然そこから外れている事も多いです。対応がうまくいかなければ、焦り、イライラするのです。見当違いの向き合い方ですれ違う親子ですから、ますます子育てを困難にさせます。その経験が子育て中のお母さん達に「子育てで今何をしたらいいのか、教えてくれるのは我が子ですよ。育児書にもネットにも我が子の対応の仕方は載って居ませんから。何をして欲しいか、どうしたらいいのか、今何が大切なのか、我が子が全部示してくれています」と話せるようになりました。子どもは自分の事をよく知って居ますから、必要な事は一所懸命やります。大人に教えられて身につくのでは無く、自分で学習しています。ちゃんと向き合うと親に気付きを与えてくれます。「どうしたらいい?どうして欲しい?」と教えを乞うくらいの付き合い方が出来ると良いと思います。
子育ては「子どもを信じて、待つ事」いろいろな本に必ずと言って良いほど、このフレーズが出てきます。この信じることが出来るようになる為に、育児の時代があり、親は子どもから学びながら親として育てて貰っているのですね。そんな親たちに、卒園式の子どもたちは、自信満々で胸を張って「大丈夫だよ」と伝えているように見えました。
私は4人の子どもの内、二人は保育園に0歳から預け、下の二人は仕事を辞めて、3歳まで自分のもとにおいて子育てをしました。丁度7年間ですが、地域のお母さん達と、子ども劇場、生協、読み聞かせの会等子どもをおんぶして自分たちが必要だと思うものを、仲間と作って過ごしました。先輩ママたちがたくさん助けてくれました。忙しか ったけれどおもしろかったし、思いは我が子を軸に、取り巻く子どもも大人も幸せになりたいと思っての活動でした。今は探せばいくらでもそんな場所はありますから敢えて自分で作る必要はないでしょうが、我が子と過ごし、一緒の体験をしながら私は今に続くたくさんの学びをし、成長させて貰ったと思って居ます。子どもが育つ地域を安心安全の場として守って居たのは、保育園でも幼稚園でもない、子育てをしているお母さんだったと今でも思って居ます。