2021.09.17更新預かり保育
2021年9月13日最近の子ども達

　残暑厳しいここ数日、プールは片づけましたが、散歩で汗びっしょりになった子どもたちは、ビニールプ ールの温泉につかって、大喜びしています。

　身辺自立の大切さについて、以前便りに書きました。みんなのお家の２歳児さんも、今自分で出来る事が増えてきました。でもやっぱり服を脱いだり着たりは面白くありません。特に着替える為に脱ぐと言う行動に移るのは、なかなか大変です。いつもはグズグズ、なかなかやらない子どもたちも、このプールを見ると目にも止まらぬ速さで、服を脱ぎ、飛び込みます。「えーこんなに上手に脱げるんだー」と驚く程です。楽しい事が目に入れば、その為に必要な事はちゃんと出来るんです。

　給食の配膳も、自分でやるようにしました。みそ汁とご飯が乗ったお盆を、しっかり持って自分の座る席に運びます。こんな時は言われなくても走ったりしません。みんな真剣にこぼさない様に持って歩きます。この行為ひとつで、食べる事に向かう意欲が全く違う事に気が付きます。
　意味が繋がれば、無理強いをする事無く、子どもは行動します。熱中症予防の為、夏の散歩に持って行った「塩漬けきゅうり」のお陰で、生野菜をほとんど食べなかった子が、今ではきゅうりは無いかとリュックの中をのぞく様になり、給食で出される野菜にも手が伸びるようになりました。この夏の収穫です。