2022年4月1日入園式の思い出「水仙」 | みんなのお家

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2022.04.03更新子育てブログ
2022年4月1日入園式の思い出「水仙」

 少しずつ暖かくなって、私の大好きな季節がやってきました。開花を、今か今かと待ちわびて見事に花開く桜も好きです。でもそれより林の木々が、日に日に緑色に染まって来るのを、毎日楽しみにします。木の葉を落として、寒い冬を乗り越えた木の枝は、先の細い所まで、小さな若葉が生まれています。枝の隙間から見える空まで、冬の色ではないような感じがします。この変化は、アッという間で、瞬く間に緑の林になるのです。
 新しい年度が始まります。ドキドキかな?ワクワクかな?素敵な出会いが、いろいろな場所で始まります。大好きな季節は、必ずやって来て、前に進めと背中を押してくれる。

入園式の思い出「水仙」

 ひまわり幼児教室が、40数年前、まだ「ひまわり保育室」と言う無認可の施設だった頃の話です。入園式にプレゼントされる花は、園舎の周りに咲く、黄色いラッパ水仙の花でした。入園式の朝に摘まれて、赤いリボンをつけて、新入園児に「おめでとう」と手渡されます。不思議に、毎年この日に合わせるように満開になり、黄色い花の道が園舎に向かって続き、「おいで!おいで!」と出迎えているようでした。なんだか懐かしくて、今回のみんなのお家の入園式には、我が家の畑の水仙を切っていこうと思います。

 そして、みんなのお家の庭にも水仙の球根を植えて、毎年“はじめまして”のプレゼントにしようと決めました。フッと思いだした昔のシーンが、大事な事を又教えてくれた様な気がします。

「ひまわり保育園と私の出会い」

 広い敷地の入り口直ぐに、見上げるような土山、園舎の周囲も立派な塀がある訳ではありませんでした。プレハブ園舎で、外見はどう見ても工事現場の様でした。私が初めてここに来た時は、保育園だとは思わず、通り過ぎてしまった程です。東京の公立保育園で、決まりに縛られ、それでも好きな事をやって、子どもと遊び惚けて過ごす、手を焼くようなはみ出し保育士だった私には、カルチャーショックでした。

 初日入り口から中に入って繰り広げられた光景は、のびのびと過ごす子どもたちと、初めて出会った人とは思えない保育士たち(ほとんどがお母さん先生でした)の温かい歓迎で、「ここで働きたい」と思いました。勿論その後に待っていた楽しい日々も、私にとっては天国のような保育園でした。

 1歳の長男を負ぶって、狭山ヶ丘駅から電車を乗り継ぎ、バスでこぶし団地内の共同保育所に預け、そこからまたバスで中新井まで通うと言う、恐ろしい日課をこなせたのも、保育園が楽しくてたまらなかったからです。子どもが泥んこまみれで遊ぶのは、ひまわりでは普通ですが、自分の泥んこパンツをお風呂場で洗うとは、想像もしていませんでした。地域も散歩先には事欠かず、毎日ワクワクしていたような気がします。今、みんなおお家で子どもたちと過ごしながら、遠い昔の事を思い出したりしています。

 時代は変わり、コロナ感染におびえる日々も3年目です。生まれてから、これまで外に出られない日もあった、おじいちゃん、おばあちゃんにもなかなか会えない、マスクの大人の顔が日常になって、子どもたちの経験値はとっても低くなっているのではないでしょうか?

 これから始まる日々の中で、子どもたちが目を輝かせ、楽しい体験をたくさん積んでもらいたいと願い、ひまわり保育室に出会ったあの時の想いを忘れずに、みんなのお家の2022年をスタートさせます。

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