2024年5月2日今こそ「ごっこ遊び」 | みんなのお家

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2024.05.08更新子育てブログ
2024年5月2日今こそ「ごっこ遊び」

 スーパーやお店にどんどん支払機が導入され、人が居なくなりました。コロナを境に、人との接触を減らす傾向になって居ます。事業の8割くらいは人件費ですから、働く人を減らす事で支出を抑えられますから、お店は助かります。機械でも現金支払いは出来ますが、キャッスレス決済に移行する人も多く、お金自体を目にする事も少なくなってきました。
 スマホ画面の中でお金のやり取りが出来る事は、大人たちにとっては便利な事なのかもしれませんが、子どもたちにとってはどうなのでしょうか?スマホさえあればなんとかなる生活、現実と仮想に境目のなくなっている社会で生活をする子どもたちに欠けていくもの、必要な手立ては何なのでしょうか? 私は今、乳幼児期に「ごっこ遊び」がすごく大切な事なのでは無いかと考えています。

 少し前までどこにでもあった市場や商店街で、お母さんが買い物をしながらお店の人と交わすやり取りや、おまけしてくれたり、料理方法を教えてくれたり、旬の食材を勧めてくれたり、そんな人間関係を生む環境が、間接的にも子どもを育てていたと思うからです。
 そんな思いもあり、みんなのお家を始めてから、「お店やごっこ」を時々やります。先生たちがせっせと手づくりしたおもちゃや、食べ物、夜店の様な遊びや、くじ引きなどで子どもを迎えます。子どもたちは買い物袋やお財布を作り、遊びに参加します。沢山の品物の中から、自分の欲しいものを自分で選び、お店の人に伝え、紙のお金を支払って手に入れるという一連の関わりの中から、様々なコミュニケーションが生まれます。子ども相手ですから、どんなボールが投げられ、会話や心情のやり取りがあるのかはその時でなければ分かりません。私たち大人も試されます。それがごっこ遊びの醍醐味です。そして子どもたちは必ずその後から、「お店やごっこ」を自分たちの遊びに取り入れ始めます。遊びを通して言葉のやり取りも豊かになっていきます。

 大勢の人たちと暮らす社会の中で生きる為に必要な力は、今保育園や幼稚園で体験させていく取り組みを敢えて進める必要があるのではないでしょうか?大人にとって便利になる事が、子どもの成長に必要な事が抜かされて行く事が有ると言う事を、私たち保育士は忘れてはならないと思います。

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